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LSA Japanにてビオパルファンコース受講中

2021年春から、ビオパルファンコースを受講しています。

パンデミックに突入して、これまでのホリスティック・アロマテラピーの限界を感じて、精油の違った側面も学んでみようと、バーグ文子先輩の胸を借りて、研修を始めました。

LSAは、もちろん、IFAの認定校でもあり、コメディカルなホリスティックアロマテラピーを教授しています。さらに、トリートメント法を用いない精油セラピーとしてのIFA認定コースであるPEOTも開催されている。なによりも、バーグ先生の精油に対する貪欲な学習姿勢にいつも感服しているので、ついて行こう!と、思いました。

どのコースを選ぶか迷いましたが、パンデミックでも、楽しく学習ができるだろうと言う事で、ビオパルファンコースを選びました。ビオパルファンとは、精油のみで作る香水を意味しています。

学習が進むにつれ、本来のアロマテラピーの姿とは、こう言う事だったのだろうと思いました。つまり、香りが心身共に癒すと言う事を知り、頭痛薬としての香水、鎮痛薬としての香水という意味で。

さらに香料の収油ができるようになったり、単離や合成の化学的な知識と技術が増えるにつれ、合成香料や、単一の芳香成分を調香していく技術と発展していったのだと思いました。

JAMHAのハーバルセラピストコースで学んだ、単一な成分のピンポイントに鋭く尖った作用とメディカルハーブという多様な成分を含む穏やかな作用を比較した考え方と同じで、芳香成分も「リモネン」と言う単一成分と「リモネン80%含有の精油」では、香りの穏やかさも違います。香りが穏やかなのに、他の成分との相乗効果で、リモネンだけでは有効に働かない部分を補う力が、精油にはあると思います。

精油も私たちの体も、部分を見るのではなく、ホリスティック(全体的、包括的)に見なければ、不調の改善は見込めないのだろうと思いました。

IFA初の認定講師となったミシェル・アーシェ(ミシェリン・アルシェ)から伝承されていると言う、IFAのホリスティックアロマテラピーは、主訴に対する作用点がぼやけない為に、一本の軸を使って、ボディに3種、フェイシャルに2種、全体で4種の精油でブレンドをします。

そういう意味で、たくさん精油を混ぜる経験の少ない私にとって、成分含有量を見ながら、精油を重ねていく調香作業は、ひとつひとつの精油と向き合う時間をもたらしてくれています。

また、療法としてのエビデンスがなく、アロマテラピーには使わない精油も、香りを楽しむという意味で向き合うと、また新たな発見につながります。

香りは、パーソナルなものなので、ひとりひとりの感じ方、記憶にリンクしながら、調香ができるように、日々、修行だな。と思っています。

よりパーソナルなパルファンを販売させていただきますので、楽しみにお待ちください。

どうぞよろしくお願いします。