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ヒーリングスペースオルカのオーナーセラピストがどんな人物なのかご興味をいただきましてありがとうございます。

阿部 祥子(あべ さちこ)
IFA認定アロマセラピスト(MIFA9073)

1971年生まれで、二十歳前後から、後に化学物質過敏症と診断される症状のひとつ喘鳴を伴うような、あるいは、吐き戻す様な咳に悩まされ続けていました。
咳が続くという事は背筋に慢性的な疲労感を伴う事になります。

また、節々が痛くて起き上がれないこともあり、2年ほど寝たり起きたりの不調が続く日々もありました。
体が痛くて寝てるしかできない日々のつらさを体感しています。
その為、アロマセラピストとして従事させていただいた高齢者施設や緩和ケア病棟でのクライアント様に共感してしまうことも多かったです。
これからは、最後まで自分らしく生きていく時代と考えると、最後の瞬間、医療が何もできなくても、アロマテラピーは心と体に寄り添えることを多くの人に知らせたい、そして、送る人も送られる人も最後まで、幸福な時間を感じてほしいと言う想いで起業しています。

私の化学物質過敏症の第一トリガー(症状を誘発する要因)は、受動喫煙によるものでした。当時は、副流煙や車の排気ガスなどが最も具合が悪くなる要因でした。
まだ企業が禁煙という概念がなく、分煙という意味のない概念で職場内で喫煙する人もいました。
学生時代は学校という空間によって守られていましたが、社会人として仕事を始めると、副流煙や、当時それを訴えても誰も聞く耳のなかったサードハンドスモークによって咳は止まらず、システムエンジニアやプログラマとして小さなモニターの文字を見続けるうちに頭痛や、視野狭窄などを発症するようになり正社員を辞める事にしました。いわば、ひとり働き方改革で派遣を選びプロジェクトごとに契約し、満了とともにしばらく療養するという事を繰り返しました。
しかし、まだまだ職場の環境は良くなく、ドクターショッピングを続ける中で、副流煙の被害を「そんなことを訴えても日本では裁判にもならないから、アメリカとかカナダにでも行ったら?」と言う医師がいた時代だったこともあり、絶望の中、療養を兼ねてカナダにワーキングホリデービザで渡ります。

2001年当時、カナダは公的な場所での喫煙を法律で禁止している国でした。私が住むことにしたバンクーバーは海風により1年を通して温暖で住みやすい町でした。幸いにも、リースした部屋から徒歩で通えるビジネス街のスターバックスに採用していただき、ダイバーシティが浸透しているカナダ人とともに仕事をし、生活をし、日本での生きづらさが嘘のように快適な暮らしをしたことで、心も体も癒され、本当に元気に回復しました。
タバコアレルギー、香水アレルギーなどにも一般市民が理解をしているという水準は、私には驚き以外の何物でもありませんでした。
また、街中で Saje Natural Business ( https://www.saje.com/ )や、ESCENTS AROMATHERAPY CANADA( https://www.escents.ca/ )と出会うことで精油と出会いアロマテラピー(芳香療法)と出会う事で、疲労感やメンタルケア、自律神経のケアができる事を知り、ビザ満了と伴に日本に帰国する覚悟を決めた頃には、アロマテラピーの活用で前職に戻れるかもしれないと思っていました。

日本に戻ってからも、市販の本などの手軽に得られる情報で、精油を購入し、アロマテラピーを利用しながら、プロジェクトごとに業務についておりましたが、週5日の電車通勤が難しい状況になります。
喫煙をして肺から成分を吐き出しながら車両に乗る人、車両内で化粧をする人、香料がだんだんと強くなり、マスクをしていても防ぎきれず、また安易なアロマテラピーにより肋間神経痛を起こしたり、体調を崩しては途中下車をしたり、駅長室で休んだり、会社にたどり着けない事も増えてきた為、最終的に結果として契約更新をせず終了させることにし、退職せざるをえなくなりました。2008年の事でした。
この頃には、咳が続くだけでなく、身体の節々が痛く、起き上がれない日もありました。

アロマテラピー(芳香療法)は、体調を保つのに有効であるとは思われたものの、市販の本を読んだくらいの知識や利用方法では、蔓延する化学物質に対抗できるだけの有用性を活かしきれないと感じ、自分の体調を保つ為に本格的にアロマテラピーを勉強したいと思うようになりました。
その際に、様々なスクールやアロマテラピーの団体を検討した結果、代替療法として利用したいのであれば、日本の団体では知識も技術も足りないと考え、英国IFA(国際アロマセラピスト連盟)の認定校から、自分の体調が取り戻せたあかつきには、何かアロマテラピーを活かしていける方向で仕事をしていこうと考え、介護へのアロマテラピーの介入に力を入れていた乃木坂グリーンハウス(2018年閉校)に入学し、2010年10月IFAよりアロマセラピストの認定を受け同校を卒業しました。

在学中から高齢者施設でのハンドトリートメントのボランティアに参加させていただいておりましたが、卒業後も母校や母校が母体となったNPO団体などを通して、高齢者施設や病院などへのボランティアや、ボランティアの引率、有償ケアを委託業務としていただくなど介護現場での臨床を積ませていただきました。
さらに、IFAの更新時にCPD(継続的学習ポイント)が必要な事もあり、高齢者ケア、認知症や自閉症など脳に機能障害がある方へのケア、緩和ケア、妊産婦へのケアなど研修と臨床を重ねています。

IFA認定アロマセラピストとしての経歴は当サロンについての中で書かせていただいております。
よろしければ、サロンのコンセプトとともにご覧ください。

● スタッフきーちゃん

スタッフきーちゃんは、幼児教員免許をもち、坂戸市では、かつて、北坂戸幼稚園に勤務していたこともあります。坂戸市に引っ越しをしてくる前は、幼稚園勤務の他、当時最先端のベビーシッター業務を行っており、シッターとしてご家庭に訪問をするなどの経験も積んでおります。
現在は、趣味の茶道(表千家地方講師免状あり)を通して、児童への茶道教室の補佐などもしております。
オルカでも、お子様をお預かりすることができますが、スケジュール調整が必要な為、ご予約時にご相談ください。

● 看板犬 ミシェル&ラファエル

ミシェル(トライカラー)
自閉症犬の為、営業向きではありません。お客様にお会いできるのは、本犬の調子次第です。
ご予約のない日にサロンの窓から外を見ている事もあります。目が合うと大きな声でご挨拶をしてしまうと思いますが、びっくりなさらないでください。

ラファエル(ブルーマール)
ちゃきちゃきの江戸っ子気質で、てやんでぃ口調なのですが、お客様にも遠慮なく、なつきます。(笑)

ヒーリングスペースオルカの看板犬は、自然療法で育っております。
『わんことアロマ』などでお伝えしている内容は、先代(3代目のシェルティ)と彼ら双子に対して実践されているものです。
お客様のご要望で、トリートメント後の『オプション』で呼んでいただいております。