ヒノキ(Hinoki)
学名 | Chamaecyparis obtusa | |
科名 | ヒノキ科 | |
生産地 | 日本、台湾 | |
原産国 | ||
抽出部位 | 木部(枝葉) | |
抽出方法 | 蒸留法 | |
特性 ・ 効用 | 血流促進、疲労回復 消臭、抗菌、抗ウイルス、防ダニ | |
危険性 ・ 禁忌 | 知見なし。 | |
主要成分 | 木部:α-ピネン、ボルネオール、酢酸ボルニル、ヒノキオール、ヒノキオン、ヒノキレジノール 他 葉枝:α-ピネン、リナロール、酢酸リナリル、テルピネン-4-オール、ツヨプセン、他 (谷田貝光克(2021)、日本産精油植物38種 各論、aromatopia 169、51-52) ※もっとも重点を置いている「精油の安全性ガイド 第二版」の情報が古く、実際にフロリハナで入手している精油の成分とも異なる為、国産精油である事も鑑み、2021年出版の情報をメインに引用した。 | |
香調 | ウッディ(パイン)調 | |
ノート | トップミドル |
近年(2020年以降)日本の国産精油が盛り返してきています。かつて、日本でも精油を生産していたことがありましたが、香料業界の需要と供給、価格競争、そういったことに農作物としての香料生産がかみ合わず、衰退したという経緯を聞いたことがあります。
国外から学んだアロマセラピストによる国産精油の見直しがなされ、今後の展望が期待されるところ、精油の成分は、木部と枝葉で異なる為、適用も変わると思われるが、原材料となる植物は、あくまでも農林産業、精油は第六次産業と言う位置づけになるとすると、木部の精油よりも枝葉の精油の抽出量、あるいは、混合を視野に入れて適用方法を検討する必要があるかと思われます。
ヒノキと言う何もかかわらず、「ヒノキチオール」は含まれていないようで、注目ポイントだと思う。