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【英文和訳】スキンケアの為のオイルの酸化防止剤とフォミュラー

Antioxidants in Oils for Skincare & Formulating
原文:https://susanmparker.com/antioxidants-in-oils-for-skincare-formulating/
2014年に「Power of the Seed Your Guide to Oils for Health & Beauty.」という書籍を出版。IFAに引用されていたので英文和訳を試みます。

油は、淡い黄色やクリアから、鮮明な赤、グリーン、ゴールデンイエローまで、時には黒や濃い紫など、広範囲にわたる色をもたらします。そして、私たちがオイルの中に発見した皮膚創傷作用や酸化防止作用を持つのは、これらの色素化合物です。これらは不けん化物、またの名を、“ヒーリングフラクション”といいます。自然はその指先に完璧なパレットを持っています。

カロチンとリコピン由来の酸化防止剤

キャロット(にんじん)から名付けられた、もしくは、にんじんがカロチンから名付けられたかもしれないが、どちらにしても、カロチンは、フリーラジカルから体を保護し滋養を与えるパワフルな酸化防止剤です。カロチノイドグループの他の酸化防止剤は美しい赤色のリコピンです。

酸化防止期間とは本当の意味は何でしょうか?

では、『酸化防止剤』とは何を意味しているのでしょうか?私たちは時々この言葉を聞き、理解しようとしています。しかし、漠然としたやり方で、一時的に酸化を防ぐことができる条件のひとつと捉えています。
それ(酸化防止)は、かなり複雑で、私は頭に巻きつけようと試みました。
これは、私がそれを理解したプロセスです。

酸素には命を与える事と命を殺す事の両面がある。酸化とは腐敗の一種で、リンゴを茶色にし、私たちの皮膚を古くします。しかし、私たちは、文字通り、酸素なしでは生きていけません。つまり、酸化防止剤は、酸化に対抗して働いています。

酸化は、原子の不安定化、あるいは、過剰な活性酸素(フリーラジカル)化した電子を最外殻から奪うことで引き起こされます。フリーラジカルとは、不安定な原子、または、対になる電子を失った原子のグループの事です。だから、私たちの細胞の上で電子を作っている原子のグループと、不安定な原子は、安定した状態に戻る必要がある時に酸化防止剤を与えます。これは単純化されたバージョンなので、全部の工程に関するより科学的なレポートはこころクリックしてください。
※ここをクリックの先に、さらにアメリカでスキンケアセラピストを育成する機関のWEBサイト上のフリーラジカルについての記事がリンクされている。

それは、魅力的で複雑です。
自然は、野生に何千もの酸化防止化合物を創り出し、果物、野菜、オイル、穀物、葉などなどの中に色を混ぜています。私たちは生きる為に酸素を必要としていますが、多すぎれば有害です。

自然は、植物と他の生き物の健康とライフサイクルを維持する為に、これらの防護化合物を創り出しています。そして、私たちは、特に強烈な色をもつこれらの保護的な酸化防止剤を発見できます。

オイルの中のカロチノイドと酸化防止の話に戻りましょう。

カロチノイドは、必ずしもオレンジ色ではありません。そして、600以上の種類があります。黄色、オレンジ、赤はカロチノイドの一般的な色です。しかし、このグループには、緑色のキサントフィルもあります。ルテインとゼアキサンチンの2つのキサントフィルは、自然界でグリーンと黄色のオイルになります。

左からの酸化防止剤の豊富な油:アサイーオイル、精製されていないアボカド油、
グァバシード油、ローズヒップ油、ハイビスカスシード油、グレープシード油。

4,500種類のフラボノイド

Flavusは、酸化防止剤のフラボノイド・グループの語根です。
ラテン語の黄色に対する語であるFlavus。この酸化防止剤のグループには、4,500の以上異なるタイプがありますが、すべてのタイプが黄色というわけではありません。これらのフラボノイド化合物は、抗菌性、抗炎症性、抗アレルギー性もあります。

青色と黄色から緑色が作られる

自然の中と私たちのオイルの中にある緑色もまた、シアニジン、青や紫の化合物と、フラボノイドの黄色が混ざって作られます。シアニジン、プロ・アントシアニジン、アントシアニジン、アントシアニンは、それぞれ(シアの)1語、または、その言葉のグループを表している。シアンは、青い色合い、一種の空の青色から名付けられ、異なるフラボノイドからそれぞれの条件で見つかります。ダークグリーンのオイルは、豊富なフラボノイドとカロチンが存在している証拠です。

これらのオイルの色についての短い紹介とオイルがただ油っぽいだけではないという事を私たちに表しています。さらに、カロチノイド、フラボノイドのような酸化防止剤、その他、ミネラルやビタミンに加えて、私たちの肌を健康で柔軟に保つ為に必要な必須脂肪酸を持っています。

不けん化物と“ヒーリングフラクション”

unsaponifiable(不けん化)という用語は、石鹸を作る過程に語源があり、実際の石けん(けん化)に溶け混ざらない化合物です。不けん化物は、今まで話していたこれらすべての酸化防止剤が当てはまります。

“ヒーリングフラクション”は、また別の用語でこれらのオイルの中のパワフルな化合物で、治療効果を表します。キャリアオイル、または、キャリアオイルのブレンドをする際には、あなたは、この巨大な“パレット”と共に仕事をしているのです。

オイルの豊かな色合いは、その中の不けん化物を思い起こさせます。

フェイシャルセラムやボディオイルとして、オイルを探したり、キャリアオイルをブレンドさせるとき、あなたは、脂肪酸組成、不けん化物、“ヒーリングフラクション”を見たいと思うでしょう。

そして、あなたがこれらの要因をすべてまとめ始めると、結果、すばらしい治癒、栄養、効能、無限の組み合わせがありました。だから、使用する為に最高のオイルは何か?多くの色、脂肪酸組成、消費期限を考慮し、ますますひとつの最高のキャリアオイルは存在せず、何百も存在しています。