オークモス(Oakmoss)
学名 | Evernia prunastri | |
科名 | サルガオセ科 | |
生産地 | フランス、マケドニア、ユーゴスラビア、ハンガリー、ギリシャ、モロッコ | |
原産国 | ||
抽出部位 | 地衣 | |
抽出方法 | 溶剤抽出法 | |
特性 ・ 効用 | アロマテラピーとしては、使用されていないが、真菌感染症と抗がん作用の為の研究がある。 ※ビオパルファンの「フゼア」「シプレ」には、欠かせないキーとなる材料 | |
危険性 ・ 禁忌 | 皮膚刺激、皮膚感作(0.1%以下希釈)、敏感肌、乳幼児への注意喚起あり。 | |
主要成分 | ||
香調 | ウッディ(モッシー)調、「フゼア」と「シプレ」には欠かせない。 | |
ノート | ベース |
モッシーノート。コケの香り。と称される。
私にとっては「バンクーバーに住んでいた頃の、スタンレーパークのレインフォレストを想起させる香り。」ここに、アーシー(土臭い)パチュリを潜らせると、まさに、雨上がりの深い森。さらに、バニラやトンカビーンズを乗せると、ヘンゼルとグレーテルの迷ったお菓子の家のある森に行けそうな感じがします。
あるいは、シスタスやベチバーなどと合わせて行くとウォタリーなニュアンスが出て来て、山と海が近い地形に吹く風が感じられるかと思います。
さらに柑橘類のトップノートを飛ばすと、地中海なイメージになり「シプレ」な香調となるのです。