シダーウッド・アトラス(Cedarwood Atlas)
学名 | Cedrus atlantica | |
科名 | マツ科 | |
生産地 | フランス、モロッコ | |
原産国 | アトラス山脈:アルジェリア、モロッコ | |
抽出部位 | 木部 | |
抽出方法 | 蒸留法 | |
特性 ・ 効用 | 体液循環促進(うっ滞・うっ血除去、リンパ・静脈強壮)、利尿、去痰、収れん、通経、 精神鼓舞、神経強壮、鎮静、 | |
危険性 ・ 禁忌 | 知見なし。 | |
主要成分 | β-ヒマカレン、α-ヒマカレン、(E)-α-アトラントン、γ-ヒマカレン、デオダロン、 (E)-γ-アトラントン、ヒマカロール、イソセダロール、(Z)-α-アトラントン、δ-カジネン、他 | |
香調 | ウッディ調 | |
ノート | ミドルベース |
燻製にも使われるシダーウッド。ウッディ調と言われるが、蜜のように甘い香り。
揮発速度の速い精油を保留させる為の保留剤にもなるベースノートの位置付けですが、私の主観では、ミドルベースでいいだろうと思う精油が平均的です。
シダーウッドの仲間に、ヒマラヤン、ヴァージニアと産地、学名共に異なる精油が存在しており、この3種の中では、アトラスが一番軽めと感じます。なので、「シダーウッド」をベースノートに分類された時代は、アトラスではなかったのかもしれません。伝承と文献の更なる収集が必要かもしれませんし、あくまでも官能検査は個人の感性によるものなので、自分の経験に基づく分類で良いと思います。