シダーウッド・バージニア(Cedarwood Virginian)
学名 | Juniperus virfiniana | |
科名 | ヒノキ科 | |
生産地 | 北アメリカ | |
原産国 | カナダ、USA、メキシコ | |
抽出部位 | 木部 | |
抽出方法 | 蒸留法 | |
特性 ・ 効用 | 体液循環促進(うっ滞・うっ血除去、リンパ・静脈強壮)、利尿、去痰、収れん、通経、 精神鼓舞、神経強壮、鎮静、 | |
危険性 ・ 禁忌 | 知見なし。 ※チャイニーズシダーウッドによる偽和の可能性 | |
主要成分 | α-セドレン、ツヨプセン、セドロール、β-セドレン、α-セリネン、ウィッドロール、 β-ヒマカレン、β-カミグレン、他 | |
香調 | ウッディ調 | |
ノート | ベース |
カナダ西側で、シダーで燻製したサーモンという料理を食べたが、まさに、そんな香ばしいような木の香り。スーッとする要素と、呼吸を促される要素が前面に出てくるのが、他のシダーウッドと違う点だと思う。
ロバ先生の精油の安全性ガイドには、アトラスのみ、セドレン、セドロールの成分が見当たらないし、よく利用しているフロリハナのシダーウッドの成分表も、アトラスだが、セドレン、セドロールが載っていない。
トレースも取れないほどなのか、そもそも入っていないのか?過去の文献には混ざり物も多かったのか?シダーと言っても、いろいろあります。と分かってからは、ちゃんと分類して蒸留しているとなると、最新の情報にアップデートしてもいいのではないかと思う。
シダーウッド・バージニアの比重は、α-セドレンが20-38%、次いで、ツヨプセンが約25%、総合的には比較的安全性の高い精油ではあるが、チャイニーズシダーウッドと混ぜられていた形跡も見受けられるようだ。α-セドレン単体では、理論上、オピオイド鎮痛薬を阻害する可能性が示唆されている。